#29 今の自分にかけたい言葉

「結婚への道」シリーズでは、自分の結婚に対する思考や感情を言語化し、策定したルールでは、「褒める・感謝する」を実践してきました。

ルールには、まだ納得しきれていない部分もありました。でも、勧められるままに続けてみると、自分の中でほぐれていくところもあるし、身近な人との会話などでも、じわじわと変化を感じられています。

今、仕事を中心に変化が続いている一方で、明確な成果が出るわけでもなく、目指している結婚への進捗も特になく、メンタルはアップダウン。

そんな最近の出来事の中で、ルールについて思うことがありました。
 

島袋寛子さんのライブ

先日、島袋寛子さんのライブ、「HIROKO SHIMABUKURO 30th Anniversary Live 2026 -SPEED WAY-」に行ってきました。

めちゃくちゃ元気もらえた。

想像していた以上の素敵な時間で。彼女は同い年ということもあり、感慨深い気持ちにもなりました。

30年という時間の流れをじんわりと感じて。それは会場にきていた観客の皆さんや会場の雰囲気からも、全身で感じることができました。

もちろん詳しくはわからないけど、きっと彼女の30年にも、色々なことがあったはず。知り得る事実だけを見ても、濃厚だなぁと思います。

・小学6年生でSPEEDデビュー
・沖縄から上京
・約3年半でSPEED解散
・ソロ、ジャズプロジェクト、女優、ミュージカルなどで活躍
・結婚、離婚

ライブで見た彼女は、これまで主にTVなどで見ていた中で最も、溌剌としていて、楽しそうで、ニコニコしていて、かわいくて、幸せそうだと思いました。それがとても、印象深く残っています。
 

心に沁みた言葉

ライブについてもっと語りたいけど、この辺にしておいて。

ちょうど島袋寛子さんが、最近新曲を出したんですよね。ライブをきっかけに、聴いてみようと思いました。

調べて出てきたタイトルが、『「大丈夫–。」』

まだ聴いていないのに、このタイトルを見ただけで、その瞬間にすっごくホッとしたんです。

同い年という共通点、同じ時代を生きてきたという勝手な親近感。そして、30年を経て、これまでの道のりを改めて振り返りながら、今の姿で幸せそうに節目を祝っている彼女。ライブ会場にいるからこその、体感がありました。

そんな彼女を通して受け取った「大丈夫」という言葉が、なんだかすごく心に沁みた。これまで何気なく使っていた言葉だけど、今まで感じたことのないレベルで、スーッと心の奥に浸透したのです。

今までは、

「根拠もなく“大丈夫”なんて思えるわけがない」
「無責任に言わないでほしい」

と思うことの方が大半でした。

それが、彼女のライブがきっかけで、そんな心の棘が丸くなったような。不思議な感覚です。

私の、「大丈夫」の捉え方が変わった。

ふと訪れた、大きな瞬間でした。
 

「大丈夫」

私の中で変わった「大丈夫」を、もう少し掘り下げてみます。

自分の調子がいい時に「大丈夫」と言えば、もちろんそのまま突き進もうと思える。

でもそれ以上に、辛い時や苦しい時、たとえば

頑張れなかった時。
頑張ってもうまくいかなかった時。
仕事で難しいオーダーが来た時。

そんな時に「大丈夫」と自分に言うと、

私はこのままでいい。
なんとかなる。
もう少し頑張ってみよう。

という気持ちになれるようになりました。

グラグラした気持ちがスッと落ち着くような、深い深呼吸をしたような。そして、自分自身や自分の人生を信頼できる感覚に、今はなれるのです。

なんて素晴らしい言葉なんだ、「大丈夫」よ…!
 

ルールの改善

不安、寂しさ、悲しさ、怒りといった、ネガティブ思考が湧きやすい性格です。これまでのルール「褒める・感謝する」も、そうした感情をほぐし、自分で自分を承認し、肯定し、大切にするための習慣だと思っています。

ただ、「大丈夫」が浸透するという体感を通して、気づいたことがあります。

それは、今の私に最も必要なのは、「安心感」だということ。

承認も肯定もできればいい。でも、私はまだまだその手前の、「安心感」を必要としている。安心感を感じ、ホッと満たされるような感覚にいること。それが今の私に必要な時間なんだな、と。

これまで実践してきた自分への言葉掛けにも、とても意味を感じています。でも、もっと今の自分に必要な言葉がある。もっと自分の中に浸透する、今の自分にかけたい言葉がある。

と、いうわけで。

これまでの「褒める・感謝する」を、「自分を満たす言葉掛け」というルールに、見直しをしようと思います。

「大丈夫」に続いて、他にも今の自分が満たされる言葉を、考えてみます。
 

「ありがとう」

ここ最近、変わった出来事や小さな変化が起こっていることは、これまでの記事にも書いてきました。

でも、それを「ステップアップの時だ」「いい変化がくる前兆だ」と思いすぎて、期待が膨らむ一方、「頑張らないと…!」という気持ちの方が大きくなっていきました。

それは、やっぱり自分にはできない、自分は大したことない、誰にも必要とされていない、もうダメかもしれない…という自己嫌悪や不安にもつながっていって。

そんなとき、「大丈夫」に加えて、自分を励ましてくれる言葉を見つけました。

それは、「ありがとう」です。

ルールとしても続けてきたけれど、これまでは割と、自然と感謝できるところに目を向けてきました。でも、自己嫌悪や不安が湧いた時の「ありがとう」には、心を落ち着けてくれる威力があるなって。

もちろん、傷ついた気持ちを無理に押し込めたり、相手の言動を何でも肯定したりする必要はないと思っています。感謝できないときは、無理に感謝しなくてもいい。

その上で、たとえば、

会話で厳しいことを言われた時。
相手の言葉に傷ついた時。
将来の生活に漠然とした不安が湧いた時。

そんなときに「ありがとう」と言うと、

自分が成長できるきっかけをもらっている。
自分の本音や弱い部分に気づかせてもらえている。
今は仕事を頼んでくれる人、お金を払ってくれる人がいる。

って、気づけるんですよね。

それは、前回の記事に書いた、「ある」の意識にも自然につながっていく。

しかも同時に、

謙虚で穏やかな気持ち
優しく、あったかい気持ち

そんな感情が、自分の中に湧いてくるのです。
 

「ごめんなさい」「よく頑張った」

失敗することもあるし、ミスすることもあります。悪気がなくても、言い方が悪かったなとか、相手を傷つけてしまったなと、凹むこともあります。

そんな時は、相手に直接伝えてもいいし、言えなくても心の中で「ごめんなさい」と唱える。

それで相手から許されるわけではないかもしれないけど、まずは自分が真摯に反省することで、私はかなりホッとできるなと感じています。
 

自分を褒めることも、引き続きやっていきたいです。

頑張ったと思えることはもちろんのこと、無条件に「よく頑張った」と褒めるのではなく、自分を犠牲にすることなく、自分を尊重し、自分を守れた時に積極的に褒めていきたい。これは以前の記事にも書いたことですが、改めて。

そういえば、最近ある方から言われたのが、「ほんとよくやってるよ~」という言葉。「よくやってる」っていう言葉も、場面によっては「よく頑張った」より、自分への程よい距離感で、肩の力を抜いて使えそうです。
 

自分にかけたい言葉は、人それぞれ

その時に自分がかけてほしい言葉は、人によっても、タイミングによっても、人生のフェーズにおいても違うし、変化もする。

今の私にとっては、「安心感」を感じられて、「自分が満たされる感覚」になれる言葉が、一番必要。

今回は例として「大丈夫」「ありがとう」「ごめんなさい」「よく頑張った」を挙げてきました。でも、これらの言葉にもとらわれることなく、今まで実践してきた言葉にもとらわれることなく、「自分が満たされているか」という感覚を一番大事にして、自分へ言葉をかけていきたいと思います。
 

しっくり度が上がっていく、マイルール

いやもう、最近ね。

正直、

報酬が上がる上がらない、
評価されるされない、
パートナー候補が現れる現れない、
自分が必要とされているされていない、

そんなことに、上がったり下がったりだったわけですよ。自爆感、ありありですが。

だからって、自分からガンガン仕事でアピールしたくもないし、やっぱり“婚活”みたいな行動を取る気になれない。そんな頑固さはどうしようもなく頑固で。

それでも、期待に心からワクワクすることもあったし、一方で、無理やり期待しようとしていたところもありました。「楽しみ」という気持ちが空回りして、虚しさを余計に膨らませてしまったり。そしてはっきり実現もしない、もどかしさ。

…っていう、ここら辺の矛盾、チグハグ感が、本当に苦しかった。

だけど、それでも、

「私はこのままで大丈夫」
「私に関わってくれている全ての人、全ての出来事にありがとう」
「私、よくやってる!」

と自分に声をかけたら、心がじわじわ軽くなります。
そして、比較や他人軸から、自分に矢印が戻ってきます。

この感覚が、すごく心地いいです。
どこか納得しきれていなかったルールも、少しずつしっくりしてくる。その感覚がまた、心地いい。

人に言われるままではなく、それをヒントに、自分で舵取りするって大事ですね。自分にかける言葉の、自分への影響力、ようやく感じられてきた気がします。
 

さて。

「結婚」からは逸れているようにも見えるけど、なんだかすごく大切なことに気づけた気がしています。

それはまた、次の記事にでも…。
 
 

 

目次