自己肯定感と自信があれば、動けると思っていた

『独立して、フリーランスとして仕事をしてみたい』

そう思ったのは、会社員3年目の頃でした。

そこからはフリーランスについて、本を読んだり、人に会いに行ったり、セミナーを受けてみたり。

周りにはフリーランスで働く人がいなかったので、最初は全くイメージがわかなかった世界。その世界が、少しずつ現実味を帯びて見えるようになっていきました。
 

私には足りないのは、これだと思った

でも、いざ自分が独立することを考えると、足がすくんでまったく動けませんでした。何をしたらいいのかもわからないし、何より、怖かった。

家族、学校、会社。

これまで自分がいた環境は、ある程度の安定や保証がある場所でした。

だから、その真逆とも言えるような、不安定で先の見えない世界に飛び込むことが、とても怖かったのだと思います。

でも、独立したい。

どうしたらできるんだろう…

そう考えたとき、当時の私が出した答えは、

「自己肯定感と自信さえあれば…!」

でした。汗

この2つさえあれば、どんな困難も乗り越えられる

そんなふうに、“魔法のような道具”として期待を寄せていたのです。
 

自己肯定感と自信を探しに行った

そこで始めたことの1つは、自己啓発系の本を読んだりセミナーに参加してみること。結果的に、知識や人とのつながりはたくさん得られました。

でも、
肝心の自己肯定感や自信そのものも、それを手に入れる方法さえも、結局よくわからないままでした。

そんな中、いろんな人の話を聞いていくうちに、少しずつ見えてきたことがあります。

独立している人たちは、特別ポジティブだったわけでも、ものすごく自己肯定感が高いわけでもない、ということ。

そして、「自分で仕事をして、お金という対価を得る手段」を持っている、ということです。
 

必要だったのは、別のものだった

私は、興味のあったWEBライティングを学び、副業として初めて個人で仕事を始めてみました。そこから少しずつ、独立というものが現実になっていったのです。

その中で感じたのは、「本当に必要なものは何か」を現実的に見ることの大切さでした。

私にとってその1つは、「自分でお金を稼ぐスキル」。

人によってはそれが、人脈かもしれないし、営業力やコミュニケーション能力、あるいは誰にも負けない専門知識かもしれません。

少なくとも、
“高い自己肯定感”や”自信”がないとできないことって、この世にそれほど多くない
と思うのです。
 

楽な答えから、一歩踏み出す

現実をありのまま見ることは、とても大事なことだと思います。でも実際は、それが意外と苦しくて難しい。

当時の私は、「自己肯定感」や「自信」というものに、無意識的に前に進めるような感覚を求めていたところがありました。

自分に足りないもの(具体的なスキルや行動)を直視するのが怖くて、メンタルさえ整えば解決するという、少し楽な答えに逃げていたのかもしれません。
 

「自己肯定感」も「自信」も、
やってみた後から少しずつついてくるもの。逆だったらいいのにと思うけれど、どうもそう単純ではないみたいです。

だから今は、
「自信がついてからやる」のではなく、怖くても、少しずつ現実を直視しながら動いてみる。その繰り返しなのだと思っています。

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